お寺と神社
お寺と神社は、教義をひろめ,儀式行事を行います。
日本は、お寺と神社が混在している国ですが、
お寺と神社には様々な違いがありますので簡略に紹介します。
お寺と神社の信仰する宗教
お寺と神社の信仰する宗教や祀られている対象ついてみていきす。
お寺とは
お寺は「仏教」で、仏様をお祀りしています。
仏教は、古代インドで生まれた釈迦(ブッダ)を開祖とする宗教です。大陸から中国を経由して日本に伝わってきました。
神社とは
神社は「神道」で、神様をお祀りしています。
神道は、日本古来の宗教です。森羅万象、ありとあるものに神が宿るという思想「八百万(やおよろず)の神」が信仰の対象です。
お寺と神社の歴史
古来より日本人は神道を信仰してきました。そして仏教は6世紀頃に中国より日本に伝わりました。
日本で仏教が伝わり広まっていく過程で、仏教と神道の融合調和「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」が、奈良時代から明治時代まで続きました。
仏と神、お寺と神社は同一のようにされましたが、明治政府が神仏分離令を1868年に発したことによって、お寺と神社は現在のように区別されるようになりました。
神仏分離は明治時代のことで、意外と最近の話です。
お寺と神社に勤める人
お寺に勤める人は「僧侶」です。一般的に「ご住職さん」や、「お坊さん」と呼びます。釈迦が説いた教えのお経(経本)を唱えることや、葬儀、法要、墓地管理などが仕事です。
神社に勤める人を「神職」といい、一般的に「神主(かんぬし)さん」、「宮司(ぐうじ)さん」などと呼びます。主な仕事は、神社で催される祭事や社務、祈祷などです。
神社にいる女性「巫女(みこ)」は、神職を補佐する役割や、神事の際に神楽(かぐら)などを行います。
お寺と神社の建物
お寺の入口には、一般的に「山門」があります。境内には本堂など配置しています。本堂には仏像などの礼拝の対象となるものを祀ります。
神社には、入口に「鳥居」があり、参道を進むと「本殿」があり、ご祭神が祀られているところです。
お寺と神社の参拝方法
お寺と神社での基本的な参拝方法を紹介します。
お寺の場合
ロウソクを立てや、線香を供える香閣(こうろう)がある場合は、ロウソクと線香を供えましょう。
お堂の前まで来たら、お賽銭を奉納、鳴らす仏具がある場合は仏具を鳴らし、胸の前で両手を合わせて合掌、最後に一礼します。
詳しくは参拝方法サイト
神社の場合
本殿の前ではお寺と同様にお賽銭を奉納した後に、鈴がある場合は鈴を鳴らします。
神社での参拝は「二礼二拍手一礼」が基本で、二回礼をし、手を二回叩いて最後に一回礼をします。
神社仏閣
お寺と神社を指す言葉に「神社仏閣」があります。
仏教伝来から約1000年間、神と仏は同じものとして考えられ、神社とお寺を総称した言葉です。
名称 | 乙津寺 (通称:鏡島弘法) |
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所在地 | 〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8番1号 西岐阜駅から車で約5分 岐阜バス「鏡島弘法前」バス停から徒歩5分 |
駐車場 | 無料駐車場80台あり |
寺務所受付時間 | 9:00~12:00 (毎月21日、1月1〜3日は9:00〜17:00) |
電話番号 | 058-252-2062 |