巡る(見どころ)

1200年余続く由緒ある寺を
めぐる醍醐味

奈良時代の開山から1200年余を数える乙津寺。
歴史が息づく境内は、見どころにあふれています。
大師像や十一面千手観世音菩薩などの仏像、七福神や多くのお地蔵さまもお参りいただけます。

弘法大師

弘法大師が彫られた等身大の坐像

境内の拝殿奥にある大師堂には、弘法大師が42歳で自作されたという等身大の坐像が鎮座しています。左手には膝の上で数珠を持ち、右手は胸の前で五鈷杵ごこしょを握っています。この弘法大師像は、毎年4月21日から23日にのみ御開帳いたします。

大師堂

弘法大師を祀る御堂です。昭和20年(1945年)の第二次世界大戦中の岐阜空襲によって焼失した後、昭和33年(1958年)に再建されました。天井には、日本画の重鎮であり、当寺にゆかりがあった堂本印象画伯(文化勲章受章)が描いた、八方睨みの雲龍の墨絵を見ることができます。

場所

大師堂

弘法の梅

弘法大師が嵯峨天皇の勅命により、この地を訪れて乙津寺を開山された折、御堂の前に逆さに差し立てた「梅の杖」が枝葉を生やして梅の木になったといわれています。以来、当寺は「梅寺」としても知られるようになりました。その梅の木は今も境内で初春の頃に花を咲かせます。

場所

池の北東

本四国八十八ヶ所霊場

弘法大師ゆかりの地である四国八十八ヶ所霊場のうつしで、当山で四国八十八ヶ所参りが体感できるよう、一堂に石仏として集めた霊場です。「同行二人」の心がけをもって、各札所のお砂を入れた霊場に、各寺院のご本尊さまと弘法大師が並んでお祀りされています。

場所

大師堂の西

十一面千手観世音菩薩(国指定重要文化財)

慈悲の深さが表現された
一切衆生を救う観音様

天平時代(西暦700年代頃)に作られた立像で、開山以来1200年以上の時を経て現存する乙津寺のご本尊さまです。 頭上の十一面はさまざまな喜怒哀楽を表し、合掌する手を除いた両脇の四十手は一つの手に25の救いがあるとされており、どんな悩みも救い受け止めてくださいます。

場所

宝仏殿

毘沙門天(国指定重要文化財)

東海地方で唯一の珍しい毘沙門天

平安時代の中後期にあたる藤原時代(900年代頃)の弘法大師の作と伝えられる、凛々しい表情の毘沙門天像です。左手に古代中国の武器であるげきを持ち、右手は宝塔を持たずに腰に手をあてる「鞍馬寺様式」の像は全国でも珍しく、東海地方では当寺にしかありません。

場所

宝仏殿

韋駄天(国指定重要文化財)

韋駄天走りいだてんばしり」の由来となった仏神

鎌倉時代(1200年代頃)の作。日本の韋駄天像の中でも最古級で、国内屈指の大きさを誇ります。韋駄天は、お釈迦さまの遺骨を盗んだ鬼神を追いかけて遺骨を取り戻した俊足とされ、お釈迦さまの食べ物を集めるために奔走したため、「食べるのに困らない」ご利益があるともされています。

場所

宝仏殿

不動明王

「お不動さん」として親しまれる尊い明王

不動明王は五大明王の中心となる一尊で、大日如来の化身だともいわれています。弘法大師は中国から船で帰国するときに嵐に見舞われ、不動明王の真言を唱えて難航を乗り越えました。当寺では従者の三十六童子のうちの矜迦羅童子こんがらどうじ制叱迦童子せいたかどうじも両隣に祀られています。

場所

不動堂

七福神

さまざまな福をもたらす七福神

境内には、大黒天だいこくてん恵比寿えびす毘沙門天びしゃもんてん弁財天べんざいてん布袋ほてい福禄寿ふくろくじゅ寿老人じゅろうじんの七福神が鎮座されており、それぞれのご利益に合わせてお参りいただけます。また、当寺で一度にすべてお参りしていただくこともできるため、参拝されるみなさまに大変喜んでいただいております。

場所

大師堂の東、待合所の東、池の西

十二支守本尊

生まれ年の干支えとのご本尊をお参り

当寺には、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の十二支まもり本尊がございますので、ご自身の生まれ年の干支のご本尊さまをお参りいただくことができます。お参りの際は、それぞれの真言をお唱えしてみてください。

場所

宝仏殿、不動堂、大師堂の西

神仏各々

多種多様な神仏に手を合わせて

境内には、弘法大師を当寺にお連れした船頭をお祀りした船歩大明神をはじめ、願地蔵や延命地蔵、水向地蔵といったお地蔵さまや、正一位稲荷大明神、大聖歓喜天などの神仏をお祀りしています。また、「おもかるさん」はおたずねを導き給えてくださいます。

涅槃の霊廟(ねはんのれいびょう)

永代供養墓を象徴する涅槃像

当寺の北西にある「涅槃ねはん霊廟れいびょう」は、当寺に永代供養を託す方々のお墓です。寺のある限り永遠に供養をいたします。涅槃とは、煩悩の火を消して智慧が完成した悟りの境地であり、安らぎの境地のことで、参拝される方にも安穏をもたらします。

見出し

境内の北

境閑かなるときはすなわち心朗らかなり

『性霊集』巻第二

もっと乙津寺を知る

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弔う(ご供養・お墓)
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