十一面千手観世音菩薩 十一面千手観音とは?ご利益
厄除け、無病息災、開運、病気平癒、
十一面千手観音(じゅういちめんせんじゅかんのん)には様々なご利益があるとされております。
厄除け、無病息災、開運、病気平癒などのご利益
悩める人を救い、慈悲で癒す。願いをかなえる。
厄除け、無病息災、開運、病気平癒、家内安全、心願成就、健康運、開運、運気上昇、恋愛運、夫婦円満、恋愛成就、子宝、安産、子育て、五穀豊穣、滅罪、懺悔、現世安穏など。
代表的なご利益
厄難消除・災難除け
災いや困難、魔を退散させ、主に平穏と安全をもたらします。日常生活に潜む危険やトラブルから身を守ってくれるご利益です。
病気平癒・無病息災
古来より、病気や怪我からの回復を祈る対象とされてきました。心身の健康を保ち、健康長寿をもたらします。
諸願成就
千の手でどんな願いにも対応するため、恋愛成就、夫婦円満、仕事運向上、開運など、多岐にわたる願いを叶える力を持っています。
簡単に説明
・十一面とは頭上に「11の顔」がある観音様
・千手とは、「千の手」で人々を救う観音様
・大慈大悲の観音様
◎十二支守本尊:十一面千手観音は子年の守りご本尊です。
十一面千手観音とは
十一面とは頭上に「11の顔」がある観音様。
十一面は喜怒哀楽の表情で、あらゆる方向を見渡し、人びとを苦しみから救うとされております。
千の手は、どのような衆生をも漏らさず救済しようとする観音様の慈悲と力の広大さを表しています。
当寺の十一面千手観音
当寺の十一面千手観音は、桧(ひのき)の一木造(いちぼくづくり)、漆箔(しっぱく)を施した総金色像。
漆箔の多くが、往年(おうねん)から残るもの。頭上に11の変化面があり、脇手、合掌手、宝鉢(ほうはつ)を持つ手を合わせて、十一面四十二臂(ひ)のお姿をとる一般的な十一面千手観音像です。像高約109cm。
大正3年(1914)8月25日に国宝、昭和25年(1950)8月29日に国重要文化財に指定されます。
十一面について
頭上の11の変化面は、頭の1番上に1面、頭の正面、左、右の部分で9面、後ろに1面が配されています。
あらゆる方向を見渡し、人びとを苦しみから救うとされています。
人生で経験する喜怒哀楽の表情で、人々の苦楽を観て、共に喜び共に涙する慈悲を表わされています。
十一面の顔が持つ意味と表情
- 全方位の守り: 360度すべての方向を向いて、困っている人を見逃さずに見守るという意味があります。
- さまざまな表情: 優しい顔、怒った顔、牙を出す顔、大きく笑う顔などがあり、人々をなだめたり励ましたりする慈悲の働きを表しています。
- 悟りの段階: 修行して悟りに至るまでの10の段階(十地)と、最上部の仏の顔(仏果)を象徴しているという説もあります。
「十一面の顔」一覧
- 正面:大慈悲面(だいじひめん)× 3面
- 表情:穏やかで大変優しい顔
- 役割:善い行いをする人々を見守り、幸福へと導く
- 向かって右(左脇):大瞋怒面(だいしんぬめん)× 3面
- 表情:眉を吊り上げて激しく怒った顔
- 役割:悪行を働く人々や、言うことを聞かない者を怒りによって正しい道へ引き戻す
- 向かって左(右脇):狗牙上出面(くげじょうしゅつめん)× 3面
- 表情:口から上の牙をむき出しにした顔
- 役割:正しい信仰を持つ人を励まし、さらに修行に励むようお調子を合わせる
- 真後ろ:大笑面(だいしょうめん)× 1面
- 表情:口を大きく開けて「ワハハ」と笑い飛ばしている顔(暴悪大笑面とも呼ばれる)
- 役割:人間の愚かな迷いや悪智恵を豪快に笑い飛ばし、悪の心を打ち砕く
- 頭頂部:化仏面(けぶつめん)× 1面
- 表情:完全に悟りを開いた阿弥陀如来の静かな顔(仏面)
- 役割:すべての人々を最終的なゴールである「悟り(極楽浄土)」へと導く
千手について
千の手は、合掌手以外の四十手、一つの手に二十五の世界を救うとされることから、「40本×25世界=1000本」で、「千手」となります。
「千」という数は無限の意味をもつということから、どんな悩みも救い受け止め願いをかなえるという手を備えもった観音様です。
道具は「持物(じもつ)」と呼ばれる
十一面千手観音が持つ道具は「持物(じもつ)」と呼ばれ、人々のあらゆる願いを叶え、苦しみから救うための超能力や知恵が込められています。
手にある道具は、私たちの願いにすべて応えられるよう、フル装備になっています。
代表的な道具とその意味
願いを叶え、豊かさをもたらす道具
- 如意宝珠(にょいほうじゅ): どんな願いも叶え、欲しいものをすべて出す魔法の玉。
- 宝篋(ほうきょう): 財宝や素晴らしい教えが詰まった箱。お金に困らないようにする。
- 羂索(けんさく・けんじゃく): 悪人を縛り上げて正しい道に戻し、悩む人を引っ張り上げる投げ縄。
病気や災いから守る道具
- 楊柳(ようりゅう): ヤナギの枝。病気や痛みを払い、健康をもたらす(昔の薬の象徴)。
- 胡瓶(こびょう): 水瓶。病気や汚れを洗い流す聖なる水が入っている。
- 宮殿(くうでん): 小さな建物。天災や事故から家や身を守る。
敵や悪霊を退治する武器(魔除け)
- 宝剣(ほうけん): 悪霊や邪悪な心を一刀両断し、人間の「迷い」を断ち切る剣。
- 三鈷杵(さんこしょ): 雷の力を秘めた、仏教の代表的な武器。煩悩(心の乱れ)を打ち砕く。
- 金輪(こんりん): ギザギザした円盤状の武器。あらゆる悪や敵をなぎ倒す。
- 宝弓(ほうきゅう)&宝箭(ほうせん): 弓と矢。遠くにいる仲間を助け、遠くの敵を退け、良縁を引き寄せる。
知恵や悟りを与える道具
- 経篋(きょうきょう): お経(仏の知恵)が書かれた書物。勉強や仕事の運を上げる。
- 白蓮華(びゃくれんげ): 白いハスの花。泥の中から美しく咲くハスのように、汚れた世の中でも清らかな心を保つ象徴。
- 化仏(けぶつ): 手のひらに乗った小さな仏像。いつでも仏様がそばにいて守ってくれる安心感を表す。
教えを説いたお経
十一面について説いたお経(十一面観自在菩薩心密言念誦儀軌経)によると、
・十種勝利(じゅっしゅしょうり)
・四種功德(ししゅくどく)
という功徳があるとされます。
十種勝利
十種勝利 この世で10種類のご利益
・病気にかからない
・一切の如来(にょらい、最高位の仏)に受け入れられる
・金銀や食物に困らない
・あらゆる敵から害を受けない
・国王(皇族)が苦労をねぎらってくれる
・毒に当たらず、悪寒や発熱等の病状がひどくならない
・あらゆる凶器から身を守る
・溺死しない
・焼死しない
・不慮の事故で死なない
四種功徳
四種功徳 あの世で4種類のご利益
・臨終の際に如来(にょらい、最高位の仏)と会える
・来世で地獄に生まれ変わらない
・早死にしない
・極楽浄土(ごくらくじょうど)に生まれ変わる
観音菩薩の仏典
観音菩薩が千の手を得た謂われを述べた仏典としては、伽梵達摩訳『千手千眼觀世音菩薩廣大圓滿無礙大悲心陀羅尼經』があります。この経の中に置かれた『大悲心陀羅尼』は現在でも中国や日本の天台宗、禅宗寺院で読誦(どくじゅ)されています。
呼び方
尊名は、「十一面千手観世音菩薩」、「十一面千手観音」など様々な呼び方があるが、日本の文化財保護法による国宝、重要文化財等の指定名称では「千手観音」に統一されています。
ご真言
仏教では、仏様へのお祈りの言葉として「真言(しんごん)」が唱えられます。
主な真言は「オン・バザラ・ダラマ・キリク」や「オン・マカ・キャロニキャ・ソワカ」があります。
場所
お祀りされてる場所は宝仏殿です。
◎乙津寺は、美濃西国三十三観音霊場の19番です。
| 名称 | 乙津寺 (通称:鏡島弘法) |
|---|---|
| 所在地 | 〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8番1号 JR「岐阜」駅より車で15分 JR「西岐阜」駅より車で5分、徒歩で15分 岐阜バス「鏡島弘法前」バス停から徒歩5分 |
| 駐車場 | 無料駐車場80台あり |
| 寺務所受付時間 | 9:00~12:00 (毎月21日、1月1〜3日は9:00〜17:00) |
| 電話番号 | 058-252-2062 |

