あらゆる宝物を授ける 宝生如来 融通尊
宝生如来 融通尊(ほうしょうにょらい ゆうずうそん)には様々なご利益があるとされております。
ご利益
人々の願いを聞きあらゆる宝物を授ける。
商売繁盛、縁結び、良縁、開運、金運、財宝、病気治癒、無病息災、滅罪など。
簡単に説明
・人々の願いを聞きあらゆる宝物を授ける仏
・融通尊と呼ばれ親しまれている
宝生如来とは
人々の願いを聞きあらゆる宝物を授ける仏。
「金剛界(こんごうかい)」という仏の世界の南側に住む如来(にょらい)です。
金剛界とは
経典『金剛頂経(こんごうちょうぎょう)』で説かれ、この実在界は金剛界と表現されます。
金剛界(こんごうかい)の中央には宇宙の絶対王者である大日如来が座しています。
そのまわりを4体の如来が囲み、このうち大日如来の「南」に位置するのが宝生如来です。
宝生如来の名称
宝生という名前には「宝を生み出す者」という意味があります。
その名前のように、人々の願いを聞きあらゆる宝物を授けるという仏様です。
宝生如来の生み出す宝には、財宝だけでなく、心の幸せも含まれています。
平等性智
宝生如来は、大日如来のもつ5つの智慧(ちえ)の五智(ごち)のうちの「平等性智(びょうどうしょうち)」を受けもつ仏でもあります。
平等性智とは、自己と他者を区別せず、平等であると悟る智慧です。
※五智とは、大円鏡智(だいえんきょうち)、平等性智(びょうどうしょうち)、妙観察智(みょうかんさつち)、成所作智(じょうしょさち)、法界体性智(ほうかいたいしょうち)の5つの智慧です。
お姿かたち
納衣(のうえ)を一枚まとった簡素なお姿で表されます。
左手で衣の端を握り、右手で与願(よがん)印を結びます。
融通尊
宝生如来は融通尊(ゆうずうそん)とも呼ばれます。願い事を融通するという信仰の仏様です。
仏教において「融通」とは、異なるものが融け合って一つになること、互いに関係を保ち調和しているという意味があり、縁結び、良縁、開運等々を祈願する仏様です。
場所
宝仏殿の南
名称 | 乙津寺 (通称:鏡島弘法) |
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所在地 | 〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8番1号 西岐阜駅から車で約5分 岐阜バス「鏡島弘法前」バス停から徒歩5分 |
駐車場 | 無料駐車場80台あり |
寺務所受付時間 | 9:00~12:00 (毎月21日、1月1〜3日は9:00〜17:00) |
電話番号 | 058-252-2062 |