小槌を持ち財宝の神様 大黒天
大黒天(だいこくてん)には様々なご利益があるとされております。
ご利益
お金と出世の神様、福の神、五穀豊穣、商売繁盛。
開運、厄除け、金運上昇、財運、出世開運、合格祈願、縁結び、良縁、受験必勝、家内安全、夫婦円満、戦いの神、厨房の神など。
簡単に説明
・打ち出の小槌を持ち財宝の神様
・大きな福袋をかつぎ、米俵(こめだわら)にのる
◎七福神の一尊です。
大黒天とは
大黒天とは、打ち出の小槌を持ち財宝の神様。
大黒天はもともとインド神話の神様「マハーカーラ」で、暗黒(破壊)の神さまであり、人々から恐れられていました。
マハーカーラの特徴は、3つの顔に6本の腕を持つ恐ろしい姿の神さまでしたが、のちにインドから中国を経由して日本に伝来しました。
大黒天と大国主命
日本に渡ってきた大黒天はその後、平安時代頃に「大国主命(おおくにぬしのみこと)」と同一視され、福の神へと生まれ変わります。
大国主命は袋を担いだ姿で表されることが多かったため、日本での大黒天はインドのマハーカーラのような荒々しい形相ではなく、大国主命のような袋を担ぐ穏やかなお姿となりました。
※大黒天と大国主命が結びついたのは、「大黒」と「大国」の発音が同じで「だいこくさま」と呼ばれ、どちらも大きな袋を背負った姿で似ていて、又、どちらも繁栄や豊穣を象徴する神として共通の説があるからですが、正確には別々の神様です。
お姿かたち
右手に持つ打ち出の小槌(湧き出る富や宝)、左肩に背負う大袋(財宝)、米俵に乗っている姿(豊作)が一般的なお姿です。 また、垂れ下がった耳たぶに、満面の笑みを浮かべた顔も特徴的です。
大きな福袋
左肩に担いだ福袋には「7つの宝」が入っています。
「金」「銀」「瑠璃(るり)」「水晶」「硨磲貝(シャコガイ)」「赤珠(しゃくしゅ)」「メノウ」の7種類の宝石です。
「繁栄」「裕福」「勇気」「愛嬌(あいきょう)」「人望」「長寿」「円満」という7つの心(精神的な宝物)ともいわれます。
大黒天にまつわる言葉、大黒柱
大黒柱は、家の中央に立てる最重要の柱のことで、転じて、一家や国を支える人の例えにも使われます。 大黒天は台所と関係が深い神様で、台所のある土間と座敷の境にある柱に大黒天を祀ることが多かったため、“大黒柱”という言葉が生まれたと言われています。
場所
お祀りされてる場所は七福神堂です。
名称 | 乙津寺 (通称:鏡島弘法) |
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所在地 | 〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8番1号 西岐阜駅から車で約5分 岐阜バス「鏡島弘法前」バス停から徒歩5分 |
駐車場 | 無料駐車場80台あり |
寺務所受付時間 | 9:00~12:00 (毎月21日、1月1〜3日は9:00〜17:00) |
電話番号 | 058-252-2062 |