水向地蔵尊(みずむけじぞうそん)には様々なご利益があるとされております。
ご利益
先祖供養、水子供養、祖霊や亡くなった方の供養、心身の穢れを清める、痛い処や悪いのがよくなる。
簡単に説明
・水を手向(たむ)け亡くなった方への冥福を祈る
・痛い処や悪いがよくなる
水向地蔵尊とは
水向地蔵尊の前にある水を、柄杓(ひしゃく)ですくい仏像に手向けて(水を注ぎ)祈ることに由来して水向地蔵尊と呼ばれています。
訪れる参拝者は水を注ぎ、祖霊や亡くなった方(先祖供養、水子供養)の精霊に対して冥福を祈る仏様として、また、痛い処や悪いところへ水を手向けると、そこがよくなると云われる仏様です。
先祖供養
地蔵の力として、亡くなった方への苦しみを救い、おだやかな浄土に導くというのがあります。
水向地蔵尊のご利益は、祖霊や亡くなった方の冥福を祈ることにあります。
参詣者は、水向地蔵尊にお水を手向け、ご先祖の冥福を祈ります
水子供養
水子供養(みずこくよう)とは、亡くなってしまった赤ちゃんに対して冥福を祈る供養のことです。
水子供養を行う際には、心を込めて、水を手向けて拝みます。
心身の穢れを清める
水を掛けるという行為は、仏教で水は「清浄」を意味し、自らの心身の穢れを清めるという意味があります。
お水を手向けると、そこがよくなると云われる仏様です。
お姿かたち
水向地蔵尊は、右手に錫杖(しゃくじょう)、左手に宝珠(ほうじゅ)を持っているお姿をされております。
錫杖
錫杖(しゃくじょう)は、杖の先に金属製の環が取り付けた法具で、厄災や魔を祓う役割があります。
僧侶は遊行の際に錫杖をゆすって音を出し、毒蛇や毒虫から身を守ったり、むやみな殺生を避けたりしていました。
宝珠
宝珠は、先の尖った丸い玉葱のような形の仏様の持物で、願いがかない、欲しいものを出してくれるパワーを持った珠です。橋の欄干などにもついている擬宝珠(ぎぼし)も、これの一種です。
場所
お祀りされてる場所は宝仏殿の南です。
名称 | 乙津寺 (通称:鏡島弘法) |
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所在地 | 〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8番1号 西岐阜駅から車で約5分 岐阜バス「鏡島弘法前」バス停から徒歩5分 |
駐車場 | 無料駐車場80台あり |
寺務所受付時間 | 9:00~12:00 (毎月21日、1月1〜3日は9:00〜17:00) |
電話番号 | 058-252-2062 |