長寿の神、微笑みの顔 寿老尊

寿老尊(じゅろうそん)には様々なご利益があるとされております。

ご利益

「長寿」を授ける福の神。
富貴長寿、諸病平癒、厄払い、身体健全、家庭円満、福徳円満、健康運、子宝・安産・子育て、幸福など。

簡単に説明

・「長寿」を授ける福の神
・微笑み(ほほえみ)の顔が印象的

◎七福神の一尊です。

寿老尊とは

寿老尊は「長寿」を授ける福の神。
寿老人、寿老神とも書きます。
寿老人は中国の道教(どうきょう)にルーツがある神様であり、不老不死の仙術をおさめるという仙人がモデルであるといわれています。

道教

道教は、中国の古代民間信仰を基盤に自然発生的に生まれた宗教。仏教、儒教とともに中国三大宗教のひとつです。不老長生や現世利益を目的としており、自然を尊重しながら幸福を希求する思想が特徴です。

寿老人と老子

寿老尊は、中国の伝説上の人物で、宋代、元祐年間(1086~1093)の人物と伝えられています。。
中国道教の祖である老子の仙格化された神様とされ、老子のお姿をしています。

※また、(道教においては)真南の空に浮かぶ南極製(なんきょくせい)のことを「南極老人」「老人星」「寿星(じゅせい)」などとよび、寿老尊は、南極老人星(カノープス)の化身ともされています。南極老人星は、冬の夜空南の地平線ギリギリのときしか見えないとされ、中国ではこの星を見ると長生きできるという言い伝えがあります。

お姿かたち

寿老尊は微笑み(ほほえみ)の顔が印象的です。
頭巾(ずきん)をかぶった長い頭とあごの長い髭(ひげ)をした、仙人のようなお姿です。
不老不死の薬の入った瓢箪(ひょうたん)、桃(長寿のシンボル)、杖、うちわ(難を払う)を手に持ちます。
鹿(平和と長寿)を連れている像もあります。

寿老人と福禄寿

寿老人と福禄寿は同じような仙人の姿をしていて、共通の部分は、長い頭、長い顎髭、大きな耳たぶのお姿です。
見分けがつきにくいですが、見分けるポイントがあります。福禄寿は、持ち物に経巻(きょうかん)を持ち、鶴と亀を連れるといった点が特徴的です。

場所

お祀りされてる場所は七福神堂です。

名称乙津寺 (通称:鏡島弘法)
所在地〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8番1号
西岐阜駅から車で約5分 岐阜バス「鏡島弘法前」バス停から徒歩5分
  駐車場  無料駐車場80台あり
 寺務所受付時間 9:00~12:00 (毎月21日、1月1〜3日は9:00〜17:00)
電話番号058-252-2062
タイトルとURLをコピーしました