智慧で人を幸せに導く 文殊菩薩

智慧で人を幸せに導く 文殊菩薩

文殊菩薩(もんじゅぼさつ)には様々なご利益があるとされております。

ご利益

智慧で人を幸せに導く。
学業向上、合格祈願、芸術、頭脳明晰、受験、安産、除疫延命、息災など。

簡単に説明

・智慧で人を幸せに導く
・「宝剣」を持ち、獅子に乗る

◎十二支守本尊:文殊菩薩は卯年の守りご本尊です。

文殊菩薩とは

文殊菩薩とはすぐれた智慧で人を幸せに導く菩薩。
文殊菩薩は古代インドに実在した人物であり、お釈迦さま(釈迦如来)の教えを経典にまとめるほど智慧にすぐれていたといわれています。

智慧とは

文殊菩薩の「智慧」とは真実を見抜くための気づきのことをいい、知識や勉強をとおして身につける「知恵」とは異なります。
しかし、現代では智慧の意味が広げて解釈され、学業成就、合格祈願のご利益があるといわれています。

三人寄れば文殊の智恵

文殊とは「文殊菩薩」のことです。
三人で集まって相談すれば、文殊に劣らぬほど、よい知恵が出るといわれる、たとえに用いられる諺です。

釈迦の脇仏

文殊菩薩と普賢菩薩(ふげんぼさつ)は釈迦如来の脇仏になることが多く、これを釈迦三尊といいます。
・釈迦如来は、人々が幸せになるための教え(仏法)を説く
・文殊菩薩は、釈迦如来の「頭脳」として、智慧を受けもつ
・菩薩如来は、釈迦如来の「手足」として智慧を実践する
釈迦三尊は、仏法は智慧と実践のどちらも大事ということを伝えています。

文殊菩薩と維摩居士の逸話

維摩経(ゆいまきょう)というお経の中に、逸話が残されています。
仏教をきわめた維摩居士(ゆいまこじ)という人物はとても頭がよく、議論に勝つ者はいませんでした。
あるとき維摩居士が病気になり、釈迦が弟子たちに見舞いに行くよう命じますが、誰も行こうとはしませんでした。
そこで、文殊菩薩が見舞いに行ったところ、維摩居士と対等に議論をし合ったそうです。

お姿かたち

右手に剣(迷いを断ち切る剣、知恵の象徴)を持ち、左手に経典(正しい教えに導く)を持っています。
髪の毛を髻(もとどり)・お団子(敬愛)に結って、顔が童顔で、獅子(智慧を現わす、強さで文殊菩薩を守る)に乗っています。

場所

大師堂の西

名称乙津寺 (通称:鏡島弘法)
所在地〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8番1号
西岐阜駅から車で約5分 岐阜バス「鏡島弘法前」バス停から徒歩5分
  駐車場  無料駐車場80台あり
 寺務所受付時間 9:00~12:00 (毎月21日、1月1〜3日は9:00〜17:00)
電話番号058-252-2062
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