人々を極楽浄土に導く 阿弥陀如来

人々を極楽浄土に導く 阿弥陀如来

阿弥陀如来(あみだにょらい)には様々なご利益があるとされております。

ご利益

人々を極楽浄土(ごくらくじょうど)に導く。
極楽往生、現世安穏、幸福、来世の幸せ、厄難消除、福徳長寿など。

簡単に説明

・人々を極楽浄土に導く
・永遠のいのちをもち、まばゆい光を放つ

◎十二支守本尊:阿弥陀如来は戌・亥年の守りご本尊です。

阿弥陀如来とは

阿弥陀如来とは人々を極楽浄土(ごくらくじょうど)に導く如来(にょらい)。
阿弥陀という名前は、アミターバ、あるいはアミターユスという、古代インドの言葉を漢字にかえたものです。

無量光仏 無量寿仏

アミターバは「量(はかり)しれない光を持つ者」、アミターユスは「量りしれない寿命を持つ者」という意味があります。その名の通り阿弥陀如来は永遠のいのちをもち、まばゆい光で人々を照らします。
無量光仏(むりょうこうぶつ)、無量寿仏(むりょうじゅぶつ)ともいいます。

極楽浄土とは

極楽浄土とは、宇宙の西の果てにある阿弥陀如来の住む世界のことで、西方極楽浄土(さいほうごくらくじょうど)ともいいます。
なじみの「極楽」という言葉の語源となっています。苦しみのない理想の世界、この上なく楽しい状態などのたとえにも用いられます。

末法思想と阿弥陀如来

末法思想とは、釈迦が亡くなって、時代が経つにつれて釈迦の教えが消滅し、人々が救われなくなるという考え方で、平安時代(794-1185年)の終わりごろに広まり、不安になった人々は極楽浄土に行きたいと願い、阿弥陀如来への信仰が盛んになりました。

念仏往生願

念仏往生願(ねんぶつおうじょうがん) 『無量寿経(むりょうじゅきょう)』に説く、阿弥陀仏の四十八願の中の第十八願の願名が、「どんな人も、苦しみの根本を抜き、絶対の幸福にする」と誓われた「阿弥陀仏の本願」があります。その誓いを立てたことから、「南無阿弥陀仏」と唱えると全ての人が救済されるといわれます。

「南無阿弥陀仏」

日本で極楽浄土の思想が普及し、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と唱えると、すべてのどんな人でも救い導いてくれるということから、盛んに信仰され広く知られています。

他力仏教

仏教において、仏や菩薩の加護や力、特に浄土門(浄土宗・浄土真宗など)では阿弥陀仏の力によって衆生を救うといいます。
阿弥陀如来は人びとを救済する仏として登場し、他力仏教という新しい要素をもたらしました。

お姿かたち

納衣(のうえ)を1枚まとったお姿です。
当山の阿弥陀如来は両足を組んで座る結跏趺坐(けっかふざ)の坐像です。
手は何も持たず、両手を重ねて親指と人さし指を曲げ「2つの輪」をつくった「上品上生印(じょうぼんじょうしょういん)」の印相で、印相の中でも悟りの段階が高いことを意味しています。

場所

大師堂の西

名称乙津寺 (通称:鏡島弘法)
所在地〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8番1号
西岐阜駅から車で約5分 岐阜バス「鏡島弘法前」バス停から徒歩5分
  駐車場  無料駐車場80台あり
 寺務所受付時間 9:00~12:00 (毎月21日、1月1〜3日は9:00〜17:00)
電話番号058-252-2062
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