戦に勝利をもたらす神 毘沙門天 多聞天
毘沙門天(びしゃもんてん)には様々なご利益があるとされております。
ご利益
戦いの神、財宝の神、必勝祈願、武運長久。
開運・運気上昇、勝負運、金運・開運、金運・商売繁盛、勝運、合格祈願、健康長寿、厄除、鬼門封じ、家族の守り神、融通招福の神など。
簡単に説明
・戦いの神でありながら福の神でもある
・毘沙門天は多聞天と同じ神様
◎七福神の一尊です。
毘沙門天とは
毘沙門天とは、もともとはヴァイシュラヴァナというインド神話の神さまであり、インドから中央アジアを経て中国に伝わる過程で武神・戦いの神としての信仰が生まれ、仏教における仏神で四天王の一尊として守護神とされるようになり、財宝と富を授ける神として信仰されるようになりました。
多聞天
ヴァイシュラヴァナは、「すべてのことをいっさい聞きもらさない知恵のある者」という意味があり、「よく聞く所の者」という意味にも解釈できるため、多聞天 (たもんてん)という名前にも訳されます。
一般的なお姿かたち
一般的には、武将のように甲冑(かっちゅう)に身を固め、顔はにらめつけるような迫力ある表情をしています。
高く上げた手に宝塔をのせ、もう片手には宝棒または三叉戟(さんさげき)を持ちます。
両足で邪鬼(じゃき)を踏みつけています。
当山の毘沙門天
甲冑に身を固め、左手に戟(げき)を持ち、右手は腰にある「鞍馬寺様式(くらまでらようしき)」のお姿をしています。台座に立ち、顔の忿怒(ふんど)の表現も控え目です。
藤原時代中期の制作。高さ161センチメートル。
大正3年(1914)8月25日に国宝、昭和25年(1950)8月29日に国重要文化財に指定されます。
毘沙門天のお経
毘沙門天には、信仰すると得られる10種の福があり、これは「毘沙門天王功徳経(びしゃもんてんのう くどくきょう)」というお経に書かれているものです。
<10種の福>
・尽きることのない福
・皆から愛される福
・智慧により物事を正しく判断する福
・長生きする福
・周囲の信頼に恵まれる福
・勝負事に勝つ福
・田畑を豊作に導く福
・家業が成功する福
・良い教えを学ぶ福
・悟りを得られる福
呼び方
単独で祀られる場合には「毘沙門天」と呼ばれます。
毘沙門天は、仏教の守護神である四天王の一尊であり、四天王はそれぞれ、東方を持国天、南方を増長天、西方を広目天、北方を多聞天が守護しています。
四天王の一尊としてお祀りされる場合は「多聞天」と呼ばれます。
場所
お祀りされてる場所は宝仏殿です。
名称 | 乙津寺 (通称:鏡島弘法) |
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所在地 | 〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8番1号 西岐阜駅から車で約5分 岐阜バス「鏡島弘法前」バス停から徒歩5分 |
駐車場 | 無料駐車場80台あり |
寺務所受付時間 | 9:00~12:00 (毎月21日、1月1〜3日は9:00〜17:00) |
電話番号 | 058-252-2062 |