足腰を中心に健康の神 韋駄天
韋駄天(いだてん)には様々なご利益があるとされております。
ご利益
足腰の健康を守る。盗難や火難などの厄除け、魔を退ける。飲食を司り、食事に困らない。。
俊足に導く、家庭の守り神、健康運、勝負運、五穀豊穣、交通安全、厄除け、僧侶や寺院の守り神など。
簡単に説明
・足が速い神様
・お釈迦さまのお骨を盗んだ鬼を走ってつかまえた
・「食の神」でもある
韋駄天とは
韋駄天とは、とにかく足の速い神様。
もともとはシバ神(インド三大神様の1人)の子であり、のちに仏教の守護神となり、特に伽藍(寺院の建物)を守る神とされています。
韋駄天にまつわる逸話
お釈迦さまが亡くなった時、捷疾鬼(しょうしつき)とよばれる足の速い鬼が、仏舎利(ぶっしゃり、釈迦のお骨)を盗んで逃げました。その鬼をつかまえて仏舎利を取り返したという伝説があります。
韋駄天は足が速いことで有名で、足の速い人を「韋駄天走り」とたとえられるのは、この俗伝に由来しています。
「御馳走」の語源
「御馳走」という言葉は、韋駄天が釈迦のために走り巡って食べ物を集めていたという逸話に由来しています。韋駄天は、食の神として台所や食堂にまつられることがあります。お釈迦さまの食べ物を集めた逸話から「食べるのに困らない」というご利益があるともされています。
お姿かたち
甲胄に身を固めた、武将のお姿です。
胸の前で合掌し、その手の上に宝剣を水平に捧げます。
左足をわずかに横に出し、頭上には兜をしたお姿です。
当寺の韋駄天
当寺の韋駄天は、体部は全体に漆箔(しっぱく )、現在はわずか胸部にその痕跡を留めています。
兜の鉢前(はちまえ)に鍬形(くわがた)が飾られています。
像高さ79センチメートルに、兜の高さが加わります。
大正14年4月14日に国宝、昭和25年(1950)8月29日に国重要文化財に指定されます。
場所
お祀りされてる場所は宝仏殿です。
名称 | 乙津寺 (通称:鏡島弘法) |
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所在地 | 〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8番1号 西岐阜駅から車で約5分 岐阜バス「鏡島弘法前」バス停から徒歩5分 |
駐車場 | 無料駐車場80台あり |
寺務所受付時間 | 9:00~12:00 (毎月21日、1月1〜3日は9:00〜17:00) |
電話番号 | 058-252-2062 |