悟りを開く四国遍路 本四国八十八ヶ所

本四国八十八ヶ所霊場には様々なご利益があるとされております。

ご利益

煩悩を払う、悟りを開く、願いが叶う、弘法大師の功徳を得る。
発願、修行、菩提、涅槃、各々ご寺院様のご利益、鎮護国家、済世利民、幸せ、繁栄など。

簡単に説明

・弘法大師ゆかりの地である四国八十八ヶ所霊場のうつし
・四国お遍路ともいう

鏡島弘法の本四国八十八ヶ所霊場とは

弘法大師ゆかりの地である四国八十八ヶ所霊場のうつしです。
規模の大きい四国八十八ヶ所霊場を巡礼することは事情により困難であるとし、そのうつしとして開創されたのが当寺の本四国八十八ヶ所霊場です。各寺院のお砂も霊場の下に入った霊場です。

本四国八十八ヶ所霊場 巡り

当寺の本四国八十八ヶ所霊場で、四国八十八ヶ所参りが体感できるよう、一堂に石仏として集めた霊場です。四国八十八ヶ所の各札所(寺院)のご本尊様と弘法大師様が並んでお祀りされています。

四国八十八ヶ所とは

四国八十八ヶ所とは、四国にある弘法大師が修行したゆかりの八十八の寺院です。四国八十八ヶ所霊場を巡拝することを四国遍路といいます。
計八十八ヶ所について、いくつかの説がありますが、人間の厄年にあたる男性の四十二歳、女性の三十三歳、子供の十三歳の合計が八十八なので「八十八」ヶ寺になったといわれています。

四国各県の霊場

四国の徳島県の一番札所から始まり、高知県、愛媛県、香川県の八十八番札所で満願を迎える霊場です。
徳島県は「発願(ほつがん)の霊場」、高知県は「修行の霊場」、愛媛県は「菩提の霊場」、香川県は「涅槃(ねはん)の霊場」などと呼ばれています。

徳島県、発心の道場1番から23番

まずは出発の舞台である徳島県は「発願(ホツガン)の霊場」と呼ばれています。
一番札所から二十三番札所まで、悟りを得るべく、巡拝を始める決心をするための場所として意味付けられています。

高知県、修行の道場24番から39番

次に向かうのは高知県であり、「修行の霊場」と呼ばれています。
二十四番札所から三十九番札所までで、悟りの会得に達するために苦悩する厳しい修行が続く地として意味付けられています。

愛媛県、菩提の道場40番から65番

さらに続く愛媛県は「菩提の霊場」と呼ばれています。
四十番札所から六十五番札所までで、ついに煩悩を断ち切り、遍路としての自覚が生まれる地として意味づけられています。

香川県、涅槃の道場66番から88番

最後の舞台である香川県は「涅槃(ねはん)の霊場」と呼ばれています。 六十六番札所から八十八番札所によって満願を迎えます。
涅槃とは仏教において、煩悩を滅尽して悟りの智慧を完成した境地のことをいいます。
涅槃は、生死を超えた悟りの世界であり、仏教の究極的な実践目的と言われています。

巡礼方法「順打ち」「逆打ち」

霊場の巡拝には「順打ち」、「逆打ち」の方法があります。
一番札所から八十八番札所まで(道のりは約1400km)を順番に参拝することを「順打ち」といいます。
順打ちに対して、八十八番札所から逆順で参拝することを「逆打ち」といいます。

※「閏年」に「逆打ち」の巡礼をすると、「順打ち」の三倍のご利益功徳が得られると言われています。
その理由は、弘法大師(空海)は現在においても巡礼されていると信じられており、逆打ちで巡礼すれば道中のどこかで弘法大師と出会う可能性がより高まるという説によるものです。

四国八十八ヶ所霊場 巡礼の旅

四国八十八ヶ所霊場は、世界各国から老若男女が訪れ、巡礼の旅では、地元の人々による「お接待」などの風習も魅力的です。

四国八十八ヶ所 各々寺院

各々御寺院様のご利益や、歴史、見どころ、行事など様々ございます。
お参り・巡礼の旅・お遍路には、現地の詳細を知る公認先達などに同行していただいて巡るのが、初めての方にも安心です。

本四国八十八ヶ所霊場 お参り方法

基本的には一番札所から巡礼します。
すべてをお参りすることもできますし、お好きなように、ご自身や、ご家族の年齢でお参りする方もあります。
「同行二人」は弘法大師と一緒にいるということを意味する言葉です。

場所

お祀りされてる場所は大師堂の西です。

名称乙津寺 (通称:鏡島弘法)
所在地〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8番1号
西岐阜駅から車で約5分 岐阜バス「鏡島弘法前」バス停から徒歩5分
  駐車場  無料駐車場80台あり
 寺務所受付時間 9:00~12:00 (毎月21日、1月1〜3日は9:00〜17:00)
電話番号058-252-2062
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