優れた智慧で救済する 普賢菩薩

優れた智慧で救済する 普賢菩薩

普賢菩薩(ふげんぼさつ)には様々なご利益があるとされております。

ご利益

優しさと智慧を与える。
開運、運気上昇、学業成就・合格祈願、健康運、厄除け、延命、邪気退散、増益、女人の往生を助ける、増益、長寿など。

簡単に説明

・優れた智慧であらゆる人々を救済する菩薩
・行(精進)の菩薩

◎十二支守本尊:普賢菩薩は辰、巳年の守りご本尊です。

普賢菩薩とは

優れた智慧であらゆる人々を救済する菩薩。
普賢菩薩の「普」は遍(あまね)く「すべてにわたって」をいい、「賢」は優しいといわれ、すべてにわたって優れた智慧であらゆる人々を救済する菩薩です。普賢菩薩は行の菩薩といわれます。

釈迦の脇仏

文殊菩薩と普賢菩薩(ふげんぼさつ)は釈迦如来の脇仏になることが多く、これを釈迦三尊といいます。

釈迦三尊

・釈迦如来は、人々が幸せになるための教え(仏法)を説く
・文殊菩薩は、釈迦如来の「頭脳」として、智慧を受けもつ
・普賢菩薩は、釈迦如来の「手足」として智慧を実践する
釈迦三尊は、仏法は智慧と実践のどちらも大事ということを伝えています。

普賢菩薩と法華経

普賢菩薩は女性の幸福を説く「法華経(ほっけきょう)」という経典に登場します。
普賢菩薩は慈悲(優しさ)の力をあわせもち、「優しさ」と「智慧」の力で、人々を幸せへと導きます。

十大願

十大願(じゅうだいがん)とは、普賢菩薩が衆生教化のために立てた10の誓願(=誓い)のことで、『華厳経』普賢行願品に説かれています。菩薩の行願(精進の誓い)の代表格といわれます。

10の誓願
一者礼敬諸仏(いっしゃきょうらいしょぶつ)仏を礼拝し敬う
二者称讃如来(にしゃしょうさんにょらい)如来を称讃する
三者広修供養(さんじゃこうしゅくよう)広く供養を修する
四者懺悔業障(ししゃさんげごっしょう)悪業を悔い懺悔する
五者随喜功徳(ごしゃずいきくどく)功徳を喜ぶ
六者請転法輪(ろくしゃしょうてんぽうりん)教えを説いてくださるよう願う
七者請仏住世(しっしゃしょうぶつじゅうせ)仏がこの世にずっといらっしゃるよう願う
八者常随仏学(はっしゃじょうずいぶつがく)いつも仏に従って学ぶ
九者恒順衆生(くしゃこうじゅんしゅじょう)常に相手に応じて導く
十者普皆廻向(じっしゃふかいえこう)功徳を皆の人に施す

お姿かたち

身には衣をつけ、光背(こうはい)の輪があります。
当山の普賢菩薩は左手に蓮華(れんげ、悟りの世界を象徴)を持ちます。

※一般的な普賢菩薩は白象(びゃくぞう)に乗ります。

場所

大師堂の西

名称乙津寺 (通称:鏡島弘法)
所在地〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8番1号
西岐阜駅から車で約5分 岐阜バス「鏡島弘法前」バス停から徒歩5分
  駐車場  無料駐車場80台あり
 寺務所受付時間 9:00~12:00 (毎月21日、1月1〜3日は9:00〜17:00)
電話番号058-252-2062
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