【初めての厄除け参拝】時期や流れについて解説|岐阜市の鏡島弘法

【初めての厄除け参拝】岐阜のお寺

「気づけば自分が厄年を迎えていた」「最近なんとなく体調が優れない、もしかして厄年のせい?」年齢の節目に訪れる「厄年」は、心身の変化や環境の移り変わりが多く、何かと不安になりやすい時期です。大切な時期だからこそ、古くから信仰を集める信頼できるお寺で、厄除け・厄払いをして心穏やかに過ごしたいものです。
岐阜県岐阜市に「日本三躰厄除け弘法大師」の一つに数えられる古刹があります。
京都の東寺、神奈川県の川崎大師(平間寺)と並ぶ「鏡島弘法(かがしまこうぼう)」こと瑞甲山 乙津寺(ずいこうざん おっしんじ)は、「厄除けのお大師さま」として親しまれています。

 そもそも「厄年」とは?厄除け・厄払い

厄年とは、人生の中で災難に遭いやすく、体調や環境に変化が起きやすいとされる年齢のことです。現代のライフサイクルに照らし合わせても、就職、結婚、出産、責任ある役職への就任など、心身ともに転換期を迎える年齢と不思議に重なっています。
そのため、古くから神仏の力を借りて心身を清め、慎んで過ごすために厄除け(厄払い)が行われてきました。

 岐阜市で厄除けといえば鏡島弘法 乙津寺

鏡島弘法の歴史は古く、奈良時代に行基菩薩がこの地(当時は乙津島という孤島だった場所)に十一面千手観音菩薩像を安置したことから始まりました。
平安時代の弘仁4年(813年)、嵯峨天皇の勅命を受けた弘法大師がこの地を訪れました。弘法大師は、荒れ果てていたこの地で秘法を尽くし、ひたすら願うこと37日間、法鏡を龍神にかざされますと、たちまち蒼海が桑田へと変える奇跡を起こし、七堂伽藍(しちどうがらん)などを造営して「乙津寺」と名付けました。

 「梅寺」と呼ばれる伝承

鏡島弘法は、別名「梅寺(うめでら)」とも呼ばれ、早春には美しい梅の花が咲きます。この名前には、弘法大師にまつわる言い伝えがあります。
弘法大師が、「仏法がこの地に栄えるならば、この杖からも枝葉が栄えるだろう」と、自らが使っていた「杖」を地面に突き刺したところ、不思議なことに、その杖が芽吹き、やがて青々とした葉が茂り、見事な梅の木になったという伝承があります。

 【男女別】厄年・大厄の年齢一覧

厄年は、人生の中で災難や不幸が起こりやすいとされている年齢のことです。厄年は「数え年(生まれた時を1歳とし、元旦を迎えるたびに1歳年をとる数え方)」で考えるのが一般的です。

  • 男性の厄年:25歳、42歳(大厄)、61歳
  • 女性の厄年:19歳、33歳(大厄)、37歳、61歳

※それぞれ、厄年の前年を「前厄」、当年を「本厄」、後年を「後厄」と呼び、特に女性の33歳、男性の42歳は「大厄」と呼ばれ、最も災難に遭いやすい厄年とされています。

 【時期】厄除けは「いつ」行くべき?

初めての厄除けで多くの人が迷うのが「参拝するタイミング」です。

【厄除け参拝のベストタイミング】

① 最も一般的な時期:元旦から節分(2月3日頃)まで

古くからの習わしでは、数え年で新年を迎えるタイミング(元旦)から、季節の変わり目である「節分(2月3日頃)」までの間に厄除けを行うのが一般的とされています。これは、旧暦において立春(節分の翌日)が一年の始まりと考えられていたためです。新年が本格的に動き出す前に、身にまとった厄を払い落としておくという意味合いがあります。

②節分会2月3日

節分会は、立春の前日(節分の日)に、寺院で災厄を払い一年の幸福や無病息災を祈願する法要で、節分会の2月3日の前までに、専用の申し込み用紙で申し込みができます。より良い年になりますよう御祈祷して福豆を撒きます。

③毎月21日の「弘法大師の縁日」

当寺を訪れるなら、鏡島弘法ならではの毎月21日の「弘法大師の縁日」も選択肢です。「厄除け大祈祷会」で僧侶の読経があります。厄除けをはじめ、様々な願い事をご祈祷しています。

④ 時期を逃してしまった場合:年中いつでもOK

「気づいたら春になっていた」「秋だけど最近不調が続く」「自分の誕生日だった」「体調・環境の変化を感じたとき」という場合でも、焦る必要はありません。思い立ったが吉日、ご守護いただきたいと感じたその瞬間が、あなたにとっての最善のタイミングです。

※しかし、必ずしもこの期間に受けなければ効果がないわけではありません。鏡島弘法では、年間を通じて参拝できます。体調の不安を感じた時や、誕生日の節目、あるいは「思い立ったが吉日」として、ご自身の都合の良いタイミングで参拝しても問題ありません。

 鏡島弘法の節分

毎年2月3日の日に開運厄除けや諸願成就の祈祷法要が行われます。ご祈祷を受けた申込者には、裏面に名前と数え年の年齢が記された特別な金色の御札が授与されます。その後、境内では僧侶らによる「福はうち」の声と共に「豆まき」が行われます。新たな1年の無病息災を祈り、福を呼び込む、新春の大切な行事です。

 「節分会星まつり」の流れ

寺務所にてお申込みの場合、受付期間は、11月末頃から1月末まで、申込用紙に、必要事項をご記入の上、ご祈祷料をお納めください。受付時間は9:00〜12:00となっております。
2月3日、大師堂にてご祈祷を執り行います。お名前と年齢(数え年)を記載した金札を授与いたします。受け取りに来られない場合は、郵送もいたします。

 毎月21日の「縁日」

毎月21日は弘法大師と特に縁が深いとされる「ご縁日(ごえんにち)」です。
縁日の「厄除け大祈祷会」になると、大師堂の堂内からは力強い太鼓の音が鳴り響きます。僧侶たちによる読経が唱えられます。
この「厄除け大祈祷会」では、厄除けをはじめ、身体安全(健康)、家内安全、交通安全、商売繁盛、進学祈願、諸病悉除(病気平癒)、諸縁吉慶などの諸願成就がご祈祷されています。

 「厄除け大祈祷会」の流れ

21日縁日の「厄除け大祈祷会」の具体的な流れをステップ順に解説します。事前にイメージすることで、当日はリラックスして臨むことができます。

ステップ1:寺務所でのお申し込み

境内に入ったら、まずは「寺務所(じむしょ)」の受付窓口へ向かいます。
受付に用意されている申込用紙に、ご自身の「氏名」「お願い事(厄除け・開運厄除など)」「授与品の有無」を記入し、祈祷料を添えて提出します。
「厄除け大祈祷会」の受付は、当日は10:45頃までにお願いいたします。

ステップ2:大師堂(本堂)への昇殿

受付を済ませたら、大師堂の中へと入ります。入り口で靴を脱ぎ、堂内に入り椅子に座ります。

ステップ3:大祈禱会の始まり(太鼓と読経)

時間になると、ドーン、ドーンと地鳴りのような力強い太鼓の音が響き渡り、ご祈祷が始まります。僧侶による読経が唱えられます。

ステップ4:法要後に焼香をします

法要後に焼香の案内があります。右手で抹香(まっこう)を親指・人差し指・中指の3本でつまみ持ち焼香をして合掌し、心の中で祈りを捧げたあと、一礼します。

ステップ5:御札・お守りの授与

ご希望の方には、祈祷後に、金色の御札が授与されます。これで一連のご祈祷は終了です。お堂を退堂します。

 参拝前の服装・心構え

ご祈祷を本堂の中で受ける場合は、神仏に対して失礼のない服装を心がけます。厳密なドレスコードはありませんが、サンダルや露出の多い服、派手すぎる格好は避け、清潔感のあるスマートカジュアルやスーツなどが望ましいです。
また、境内に到着する前には、スマートフォンの電源を切るかマナーモードに設定し、日々の雑念を一度リセットする心の準備をしましょう。

 御祈祷料(初穂料・お布施)の準備

祈祷を受ける際にお寺へ納める御祈祷料(お布施)を用意します。
受付の際、ご予算やご希望に合わせて寺務所の事務員へお気軽にお尋ねください。
お金はそのまま手渡しても失礼にはあたりませんが、白い封筒や「のし袋(紅白の水引・蝶結び)」に入れ、表書きに「御祈祷料」または「お布施」と書いて、「姓名」を黒のサインペンや筆ペンで記入して持参するとより丁寧です。

 初めてでも安心!参拝の一連の流れ

仏様へのお参りの作法は、
仏様の前でまず一礼し、お賽銭を入れ、鈴がある場合は鈴を鳴らし、合掌します。心を込めてお祈りします。その後、一礼します。
※お寺への参拝は、神社(二礼二拍手一礼)とはマナーが異なります。特に初めての方は緊張しがちですが、基本の作法を押さえておけば心配ありません。心を落ち着かせて参拝しましょう。

 毎月21日限定「金の御朱印」

御朱印を集めている方はもちろん、初めての方にもぜひ授かっていただきたいのが、毎月21日の縁日限定で授与される「金の限定御朱印」です。美しい金色の墨汁で文字が書かれ、弘法大師のお姿と、開運厄除の印が押された御朱印になります。

 鏡島弘法のお守り

鏡島弘法では様々な授与品がありますが、初めての厄除けなら以下がおすすめです。

開運厄除け御札

開運厄除、災難除けを祈願した「金色の御札」がございます。
御札はご自宅の神棚や仏壇、またはリビングなどの目線より高い清潔な場所に、正面が南向きか東向きになるようにお祀りください。

開運厄除け守り

開運厄除、災難除けを祈願した「開運厄除お守り」がございます。
災いから身を守ってくれる定番のお守りで、いつも身近に携帯できるお財布やバッグに入れて持ち歩くことで身を守ってくれます。。

身代わり大師

危機から身を守る「身代わり御守(みがわりおまもり)」は、持ち主に降りかかろうとする予期せぬ不運や怪我、病魔を、弘法大師が代わりに引き受けて(身代わりとなって)消し去ってくれるとされるというお守りです。普段使うバッグや、お財布などに付けてお持ちください。

金大師お守り

開運厄除、災難除けの祈りがこめられた黄金弘法大師を身につけるお守りです。
お守りを持つ人を幸運や幸福へ導く特別なお守りです。

心願成就お守り

あなたの願いや目標が達成されるよう、お大師様へのご祈祷が施されたお守りです。
カバンや通勤・通学用のバッグなど、持ち歩くものに付けておくことで、正しい方向へ導いてくれるお守りとして最適です。

健康、病気平癒のお守り

健康で元気な毎日を過ごせるように願うなら、「健康お守り」が定番です。また、現在病気やケガで苦しんでいる方、手術を控えている方のために病気が回復するよう病気平癒お守りもございます。
家族への贈り物としても喜ばれます。

交通安全お守り

自動車やバイクの運転、通勤・通学、災難から守るお守りです。乗り物による交通事故やトラブルを未然に防ぐように、また、新しく車を購入した際には交通安全お守りを授かる方は多いです。

 あわせて巡る境内スポット

鏡島弘法には、厄除けの効果をさらに数倍に高めてくれる強力な仏様が存在します。

宝仏殿の三体

宝仏殿には、国の重要文化財に指定されている三体「十一面千手観音菩薩像」「毘沙門天立像」「韋駄天立像」が奉安されています。
宝仏殿の通常の堂内拝観は、午前9時から12時まで(拝観料500円・御朱印付き)となっております。

十一面千手観音菩薩像

鏡島弘法の御本尊「十一面千手観音菩薩像」は、行基菩薩の作と伝えられるこの仏像は、あらゆる方向を見守る十一の顔と、千の手によって、私たちが抱える苦しみや悩みを漏らすことなく救い上げてくれると言われています。

毘沙門天

勝運と財運を司る「毘沙門天」は、四天王の一尊であり、勝運長久、商売繁盛、財宝福徳を司る武神です。ここぞという勝負時や、金運を爆発的に向上させたい時に強力な後押しをしてくれます。

韋駄天

健脚の「韋駄天」は、仏法を守護する俊足の神であり、除災招福、修行者守護、そして「健脚(足腰の健康)」のご利益があります。

黄金の修行大師像

2021年11月に、皆の厄除け開運の祈りを込めて奉安された「黄金の弘法大師像」は、弘法大師の若き日に修行に励んでいた頃の行脚(あんぎゃ)のお姿をしており、網代笠をかぶり、右手に錫杖、左手に数珠と鉄鉢を持っています。 すべての人々を救いへと導く「衆生済度(しゅじょうさいど)」の精神が込められており、黄金に輝く圧巻のお姿です。

本四国八十八ヶ所霊場(四国お遍路巡り)

特に注目したいのが、大師堂の周囲に配置された「本四国八十八箇所霊場」です。 四国八十八ヶ所霊場の各札所のお砂を各札所に敷き詰め、それぞれのご本尊と弘法大師の石仏をずらりと並べた通路を歩きます。ここを1周お参りするだけで四国八十八ヶ所・お遍路を実際にすべてお参りしたのと同じ功徳があるとされています。

七福神巡り

境内には、福をもたらす大黒天や弁財天など「七福神すべて」がすべて奉安されています。一つの境内で七福神すべてにお参りすることができます。

 フラットで歩きやすい境内環境

鏡島弘法の境内は、広々とした境内は緑に囲まれており、深呼吸をするだけで心が洗われるような穏やかな時間が流れています。所々にベンチや休憩スペースもあるため、ご自身のペースでお参りいただけます。

 アクセス

鏡島弘法 乙津寺〒501-0124
岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8番1号
電話番号:058-252-2062
寺務所受付:9:00~12:00
(毎月21日、1月1〜3日は9:00〜17:00)Google Mapを開く

名称乙津寺 (通称:鏡島弘法)
所在地〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8番1号
JR「岐阜」駅より車で15分
JR「西岐阜」駅より車で5分、徒歩で15分
岐阜バス「鏡島弘法前」バス停から徒歩5分
  駐車場  無料駐車場80台あり
 寺務所受付時間 9:00~12:00 (毎月21日、1月1〜3日は9:00〜17:00)
電話番号058-252-2062
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