七福神

鏡島七福神巡り
さまざまな福をもたらす七福神

七福神とは、室町時代頃から日本で信仰されている福をもたらす七柱の神です。日本の土着の信仰のみならず、神様によってヒンドゥー教、仏教、道教、神道など多様な背景を持っております。ぜひ、ご利益を受けられますようお参りし、それぞれの真言をお唱えしてみてください。

大黒天(だいこくてん)

裕福、財宝の神

もとは祈願する者の血肉と引き替えに妙薬を授ける恐怖(暗黒)の神で、いつしか戦いの神、厨房の神とされ、福の神、良能を授ける神に変わりました。「大黒さま」として親しまれています。

真言:おん まかきゃらや そわか
ご利益:裕福、財宝、開運厄除、招福祈願、合格祈願

場所

七福神堂

恵比寿(えびす)

正直と愛嬌、律儀、商売繁盛の神

釣り竿と鯛を抱えた親しみ深いお姿で、古くは漁業の神として信仰されましたが、時代とともに「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす神として人気が高まりました。

真言:おん いんだらや そわか
ご利益:正直、愛嬌、律儀、商売繁盛、五穀豊穣

場所

七福神堂

毘沙門天(びしゃもんてん)

威風堂々、勇気の神

四天王の一尊で、須弥山にいて北方を守護するとされ、仏法守護、福徳施与、勝負事に利益ありと崇められています。当寺の毘沙門天は大正3年(1914年)8月25日に国宝に指定されています。※現在は国指定重要文化財

真言:おん べいしら まんだや そわか
ご利益:威風堂々、勇気、福徳施与、勝負事

場所

宝仏殿

弁才天・弁財天(べんざいてん)

慈悲の温かい心、知恵、財福の神

楽器の琵琶を持つ姿から、水の神や学芸の神とされます。もとは弁才天と書かれていましたが、中世頃から商売繁盛の神として信仰され、弁財天とも書かれるようになりました。

真言:おん そらそばていえい そわか
ご利益:慈悲、知恵、財福、学芸、商売繁盛

場所

池の南

布袋(ほてい)

円満、穏やかな心、和合の神

唐の時代の高名な中国禅僧がルーツともいわれ、丸い頭にふくよかなお顔、布袋腹と呼ばれる大きなお腹の朗らかなお姿が民衆から親しまれ、尊崇されてきたといわれています。

真言:おん まいたれいや そわか
ご利益:円満、穏やかな心、和合

場所

七福神堂

福禄寿(ふくろくじゅ)

人望や魅力を持つ、大望の神

道教の長寿神で、長い頭とあごひげ、大きな耳たぶを持つ神です。文字通り、「福(=幸福)」、「禄(=天がもたらす幸福、財産)」「寿(=長寿)」の三徳を体現しておられます。

真言:おん まかしり そわか(うん ぬん しき そわか)
ご利益:人望、魅力、大望、幸福祈願、福寿増長

場所

七福神堂

寿老人(じゅろうじん)

健康、長寿の神

道教の神で、長寿を授けてくれる老人の神として知られます。手には巻物を括りつけた杖や団扇などを持つ姿が一般的です。なお、福禄寿と同一神とされることもあります。

真言:おん ばざら ゆせい そわか(うん ぬん しき そわか)
ご利益:健康、長寿

場所

七福神堂

名称乙津寺 (通称:鏡島弘法)
所在地〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8番1号
西岐阜駅から車で約5分 岐阜バス「鏡島弘法前」バス停から徒歩5分
  駐車場  無料駐車場80台あり
 寺務所受付時間 9:00~12:00 (毎月21日、1月1〜3日は9:00〜17:00)
電話番号058-252-2062
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